2017年1月20日金曜日

水俣病 フクイチ 国と企業と被害者 

「人間の被害」 国は直視をと題した、朝日新聞 西部報道センター 石川 智也記者の『記者 有論』の記事を紹介します。

抜粋:チッソ救済が閣議決定された2週間後、環境庁は患者の認定審査を厳格化する通知を出す。以降、水俣病と認められる人は激減した。
被害者のためという理由で加害者を救いながら、目前の「被害」を直視することを避けた・・・・・・(中略)
東電のフクイチ事故後のこの国の有り様と、驚くほど重なる。(中略)
未曾有の被害を生んだ経営陣の徹底的な責任追及もなく、加害責任の一端を負う国は背後に退いたまま、国民の懐をあてにした企業救済と補償の枠組みが先に決まる。これも「水俣」と「フクイチ」の共通点だ。 (後略)

若手の記者の分かりやすい記事に共感しました。是非、一読をお勧めします。詳しくは、1月20日付朝日新聞 記者有論で。

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