2017年11月7日火曜日

 国際交流 ボランティア 多くの日本語に勉学者たち 

大森和夫・弘子(国際交流研究所)編著「『日本』って、どんな国?」日本僑報社

  内外で日本語を勉強している学生・社会人などの、「日本語作文コンクール」世界大会での、優秀作品を集めた書です。まず、こうした日本語教育に情熱を傾けておられる大森ご夫妻(国際交流研究所)に敬意を賛意を表します。
  日本語を勉強しているくらいですから、日本に好意的であることはその通りです。でも、中にはしっかりと日本を観ている人もいます。ボランティアながら、同じく日本語教室で日本語を母語としていない人たちに接していると、こうした書はとても参考になります。
  日本の学校では、英語英語と草木もなびくような空気ですが、今では300万人以上ものひとが日本語を勉強し日本に興味を持っています。日本に観光でお見えになる外国人も大幅に増えました。
  素敵な日本語の作文を通して、日本を見直すこともいいかなと思います。