憂人の話
2017年8月25日金曜日
アジア主義 帝国主義 王道 覇道 東洋と西洋
中島岳志著「アジア主義 西郷隆盛から石原莞爾まで」潮文庫
文庫本としては600ページを超える分厚い本です。戦後侵略主義として否定された「アジア主義」。しかしそこには本来、「アジアの連帯」や「近代の超克」といった思想が込められていたはずだ。アジア主義がどこで変節したのか。
明治の「脱亜入欧」まっしぐらの日本が、やがて帝国主義に変貌して、結局無謀な戦争の結果1945年8月15日の敗戦を迎える。ここに至るまでの過程が分かる書です。
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