2016年12月19日月曜日

松本清張 砂の器 丹波哲郎 刑事物 変わらない社会問題 ハンセン病 

野村芳太郎監督の「砂の器」を観てきました。

言わずと知れた、松本清張原作の社会派サスペンスです。
刑事物としても面白いし、そこに流れている重いテーマ「宿命」を考えると、今に通じる問題です。

1974年公開の映画ですが、デジタルで甦ると銘打っているだけに、画面がとてもきれいです。また、内容も40年以上も前の出来事とは思えないくらい、現在でも起きている「いじめ・差別・非科学的偏見」などなど、名作と言えると思います。

丹波哲郎・加藤嘉・笠智衆・佐分利信・緒方拳・渥美清ななどなど、既に亡くなられた名優ぞろいですし、加藤剛・山口果林・島田陽子など、多彩な俳優陣です。一言加えれば、島田陽子(楊子)の裸身にはドキッとさせられました。
また、脚本には、山田洋二の名前もありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿