2016年7月3日日曜日

「民共」を野合というなら「自公」も野合でしかない


安倍総理が、党首討論から逃げているとしか思えない。しかし彼は自民党総裁と総理大臣を適当に使い分けながら、それこを自分(自民党)の票が減りそうなことには一切ふれない。これでいいのか?

しかし、党の実質的な責任者である幹事長・書記長レベルの討論は、かなり白熱して面白い。

安倍総理は、自書のなかで、『今の憲法はGHQから押し付けれれた「恥ずかしい憲法』と言い切っています。谷垣幹事長が総裁時代に作った、自民憲法改憲草案」の説明をもとめられると、歯切れの悪い答えしか返ってこない。谷垣氏は『野党時代の作った憲法だから「とがっている」憲法』だそうです。

一方、公明党は、今の憲法はとてもよい憲法だといっていますし、今の参院選では改憲には全然ふれていません。これで自民党などの改憲勢力が三分の二を超えたら、これだけ憲法観の異なる公明党はどうするのでしょうね。くれぐれも「下駄の雪」のままでいてもらってはこまる。

イギリスでも、EU離脱に賛成の票を投じた人々が、大勢後悔しているようです。「後悔先に立たず」です。

残念ながら、どの政党も日本の将来の指針を示せてるとは全然おもいませんが、今の憲法を守るといって連合した野党四党と、わけのわからないごまかしが目立つ自公と、この参院選は、争点がはっきりしているといえるのではないでしょうか。


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