2017年10月3日火曜日

2017総選挙 リベラルと保守

「リベラルと保守」とは一体なんだろうか?

  枝野新党の党名が「立憲民主党」となり、「安倍自民党」と「希望の党」の保守対保守の対決にリベラル新党が加わり、三極構造になってきました。
  ところで、一体「リベラル」と「保守」とは?片や英語、一方は日本語です。分かっているようで、分からないのがこれらの言葉ではないでしょうか?
「保守」: 時代の新しい風潮などに応じることを拒み、旧来の考え方や伝統的なやり方を守り通そうとすること。
「リベラル」:新明解辞典には記述がありませんでした。

  こうした概念は、西欧の政治システム導入の訳語でしょうから、英英辞典を調べてみました。(ロングマン現代英英辞典より)
 "liberal ": 1.willing to understand & respect the ideas & feelings of others
                   2.supporting or allowing some change
                   3.encouraging or leading to a wide general to a wide general knowledge wide possibilities for self-expression and respect for other people's opinion
                  4.giving freely and generously
                  5.given freely, large 
                  6.neither close nor very exact

"conservatism": 1.dislike of change,esp. sudden change
                           2.(political)order of society should be kept as it is for as long as possible and that any change should be gradual

リベラルは、どうやら他人を尊重し理解する、変化(改革)を認める、自由などなど、かなり広範な個人の自由を認めることがあるようです。

一方、保守は、新明解辞典の内容と然程変わらないようですが、しかし、変化(改革)はgradual=漸次、穏やかに、徐々に、 とあります。日本語の辞書だけでは、保守の意味の大切な所が抜けていますね。

こうしてみると、リベラルをズバリと表す日本語がない?ということでしょうか。明治時代の人たちならどう訳すのでしょうか?と想ったりします。


  



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